お客様のためを何よりも想い、
最幸のおもてなしでお客様の一日をかけがえのない一日にする。
それが、私たちの使命です。
客室係や調理など、中の坊にはさまざまな仕事があります。
役割や時代が違っても、果たすべき使命に変わりはありません。
各々がお客様のためを想い、バトンを繋ぐ。
互いの繋がりによって最幸のおもてなしは完成し、
それにより生まれた笑顔は、豊かな未来へと繋がっていきます。
人から人へ。
私たちの仕事は想いを繋ぐことでもあります。
そこで求められるのは、人としての在り方。
人としてどうあるべきかを深く考え、
行動に移せる方を、私たちは必要としています。
すべての基礎となるのは、一期一会を大切に、すべてのお客様に対してベストを尽くす姿勢です。それぞれの役割で必要となる知識や技術は、この基礎がなければ使いこなすことはできません。まずは一期一会の心構えを大切に、経験の中で知識や技術を磨き、それぞれのレベルを高めていくことで最幸のおもてなしを実現してください。
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- 技術
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礼儀作法
ホテルや旅館は、あらゆるサービス業の中でも、最もハイレベルなおもてなしが求められる場所でもあります。言葉遣いに、立ち居振る舞い。一般社会で必要される以上の礼儀作法を、日々の経験や研修等を通じて磨いていきます。
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伝統的技術
茶道、華道、着付け…。最幸のおもてなしの実現には、日本の伝統文化を体現する確かな技術が必要です。表面的な技術だけではなく、その背景にある精神性まで深く理解する。技術をおもてなしへと昇華するには、そこが重要です。
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- 知識
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伝統的知識
茶道から生まれたとされる懐石料理に、客室係のユニフォームとなる着物、和のしつらえ…。私たちの仕事には、日本が世界に誇る伝統文化が息づいています。それらの知識を得ることで、おもてなしに奥行きが生まれ、ひいては伝統文化の継承にも繋がります。
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価値観
お客様が求めておられることや、最上のおもてなしやサービスを知ること。言い換えれば、世の中の価値観を知ることで、おもてなしの幅が広がります。そのためには、公私にわたり豊かな人生を送り、様々な知識・情報を吸収することが大切です。
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- 姿勢
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利他の心
自分本位ではなく、相手のことを何よりも大切に想う姿勢が何よりも大切です。相手とはお客様であり、ともに働く仲間のことでもあります。仲間と一丸となり、相互に連携・フォローし合う。最幸のおもてなしは、チームプレーなくして実現はできません。
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察する力
ご要望やご意見をストレートにお話になるお客様ばかりではありません。そこで必要になるのは行間を読むこと。お客様が言葉にされない真意を行動や表情から察することが重要です。